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「風の少女エミリー」 第26話「春のおとずれ」

アニメ「風の少女エミリー」レビュー。
「風の少女エミリー」のあらすじ(オリジナル部分)と、アニメと原作の違いをあげていきます。

(今回の記事はいつもの2倍以上あるので、何回かに分けて読むことをお勧めします)


・エミリー「アップルゲイトのクリスマスは、朝から大忙しだった。
 ペーグ・アップルゲイトは、緑の瞳を輝かせて、白樺の木を見上げた。
 赤や黄色のリボンで美しく飾られた白樺の木は、なんだか得意そうに見えた」

エリザベス、足をけがする
<アニメ>
・エミリー、屋根裏部屋で小説を書く
・ローラ「マギー・クレインが、風邪で寝込んでいるらしいの」
・ローラ「(ボンネットは)もう流行おくれだわ」
・ひざ掛けを取りに屋根裏へ
・屋根裏においてあったエミリーの小説を読んで少し笑う
・足を踏み外して落下しねんざ
 (1ヶ月安静)
・バーンリ医師「あの性格だ。安静にさせるのは、かなり骨が折れるぞ」
・「わたしよりもニュームーンのほうが心配です。
 ローラは粉の量を間違えるだろうし、ジミーは勘定をごまかされるだろうからね。
 こうして座ってるわけには」
・「アラン・バーンリは何でも大げさなんですよ」
<原作>
・エミリー、自分の部屋を持ってからは、屋根裏部屋で作品を書いている描写はない
・病気の近所の人を見舞う
・ボンネットは年寄りでさえも流行おくれになったが、エリザベスはまだかぶっていた
・屋根裏部屋へジャムのびんをとりにいく
・つまずいて転び足を折る
 (ベッドで何週間も暮らす)
・動かずにいなければならないことをじれたり、怒ったりして大変だった
・どのようにエリザベスの退屈を紛らわせるかが問題だった
・「何もかも犬に食べさせてしまうに違いない」
・「残る生涯を通して、ちんばになり、役に立たない人間になるに違いない」
・「バーンリ医師はあほうに違いない」
・「ローラはリンゴをちゃんと取らないに違いない」
・「日雇いの小僧はいとこのジミーをごまかすに違いない」
 (エリザベス、アニメと違ってかなり横暴です)
 ※空欄(反転すれば読めます):差別用語と思われるが、原文を尊重しそのまま表記

・エミリー「おばさん、わたしブルーのストールが欲しかったの。
 リンゴの花の刺しゅうがいっぱい付いたの。
 作ってもらえないかしら」

エミリー、小説を書き始める
<アニメ>
・エリザベス「あの、ペーグ・アップルゲイトは、どんなクリスマスを過ごすのかしら」
・エミリー「おばさん、読んだんですか、わたしの小説」
・エリザベス「ペーグのような子どもを、わたしは知っていました。
 だから、ちょっと気になったのです」
<原作>
・エミリー、エリザベスの退屈しのぎに短い話を読んで聞かせる
・エリザベス「あの中に出てくるような人間を、わたしは知っていたよ。
 あの小さなジュリー・チャップという子どもさ、大きくなったらどんなになるんだろうね。
 かわいそうに」

・エミリー「ペーグは、グロリアおばさんとの約束を破って、スケートをしてしまうの。
 それで、」
・エリザベス「部屋に閉じ込められる」
・エミリー「ええ、それで、彼女はこう言うんです。
 『年に一度きりのクリスマスを、こんなふうに過ごさなくてはいけないなんて。
 グロリアおばさんは横暴だわ!』」
・エリザベス「横暴? あれはエミリー、あなたが約束を」
・エミリー「あ、おばさん、これは小説です。
 言ったのは私ではなくて、ペーグですよ。
 それで、ペーグは、テーブルの下に隠れるんです。
 そして、みんながプレゼントを開けているすきに、ごちそうを食べてしまうの」
・エリザベス「グロリアは、じゅうぶんペーグをしつけてはいないようですね」
・エミリー「グロリアはこう言うわ。
 『わたしは最善を尽くしてきました』」

エミリー、小説を読んで聞かせる
<アニメ>
・エリザベス「わたしには、あの中に出てくるアップルゲイトの人々が、なんとなく、生きてるように思えるのです。
 だから、あの人たちがどうなってしまうのか、気になるのでしょう」
・エミリー「だったら、わたし、これから1日1章ずつ書くわ。
 そして、おばさんに話して聞かせるわ。
 もちろん、おばさんがいやでなければだけど」
・エリザベス「別に、いやじゃありませんよ。好きになさい」
・ジミー「それはおもしろそうだ」
・ローラ「わたしたちも聞きたいわ」
<原作>
・エリザベス(ややきまり悪げに)
 「夕べお前が読んでくれた話はもっと続くのかい?
 もっとあるんだったら聞こうと思ってね。
 出てくる人物が──なんとなく──生きてるように思えるよ。
 多分、それだから、あの人たちがどうなったか気になるんだろうと思うよ」
・エミリー「おばさん、わたしこの間の物語の中に出てくる人物たちについて本を書こうと思うんだけど、どう?
 おばさんのために書こうと思うの──1日に1章ずつ」
・エリザベス「やりたけけりゃやってごらん。
 わたしは聞くのはいやじゃないよ。
 だけど、気をおつけよ、ご近所の人は決して中へ入れちゃいけないよ」
・ローラとジミーも一緒に聞くことを許された

・エミリー「マーガレット・アップルゲイトの焼くパイは、この世で一番おいしいとペーグは思った。
 マーガレットの微笑みは、控えめで美しく、人の心をひきつけた」
・ジミー「マーガレットっていうのは、ローラのことかい?」
・エミリー「エイブラハム・アップルゲイトは庭の手入れをしながら、時々詩を口ずさんだ」
・ローラ「まるでジミーみたいだわ」

ニュームーンの人々、登場人物を批評
<アニメ>
・ローラ「わたしは、シシーのしゃべり方が嫌いだわ。大げさで」
・ジミー「なんだか、ルースを思い出すね」
<原作>
・ローラ「わたしは、シシー・アップルゲイトが嫌いだね。
 大げさな話し方をしてさ」
・エリザベス「薄っぺらな人間さね」

エミリー、小説を出版?
<アニメ>
・ジミー「本当によく書けてるよ」
・ローラ「もっとたくさんの人たちにも、読ませてあげたいわ」
・エミリー「でも、本になるのは無理そうだわ」
・ローラ「だったら、本みたいに閉じて、知っている人たちに読んでもらうっていうのはどうかしら?」
・ジミー「きっと、みんな喜ぶよ」
<原作>
・本のタイトル「バラの道徳」
 (へたをすると、いけない内容の話と間違えられそう。
 日本語と英語のニュアンスの違いだと思うんだけど)
・「あの本が出版されることなんかないわ。
 返されるに決まってるわ。少しばかりのほめ言葉を添えてね。ハレンチだわ」
・エミリー、原稿を何度も送るが、返却される
・ジミー、大きな出版社にエミリーの小説を送る
・エミリー、24歳の誕生日に出版承諾の手紙を受け取る

・エミリー「ペーグは、この農場が大好きだった。
 ペーグの、信念を貫く心は、アップルゲイトの一族の心に受け継がれた、100年の伝統だった。
 ペーグは言った。
 『でもおばさん、わたし書くのをやめられないんです。
 言葉があふれてくるの。
 それを止めることはできないわ』」
・ジョン「ビッグ・ジャックは大きなしぐさでこう言った。
 『けっこうですとも』
 その姿はとても、とても、なんだ?」
・ローダ(車に乗っている)
 「(ジョン、道をふさいでいる)
 ちょっと、道をあけなさいよ」
・ジョン「エミリーの小説だ。おもしろいよ」
・ローダ「エミリー・バード・スター。あの子まだ懲りずに書いてたの」
・エミリー「ペーグの友人たちは、それぞれに夢を持っていた。
 テリー・ホワイトは政治家、セーラ・フロストは朗読家、オリバー・ギリスは画家を目指していた。
 みんなペーグの、仲のいい友人だった」
・エミリー「ひらめきはいま、わたしの中にあるわ!」
・エミリーの小説「風吹く丘の物語」、島の人々に読まれる
・キャシディ神父「1匹の大きな黒猫が本棚の上に座っているのが、不気味な感じがした。
 黒い毛並みに、宝石のような、金色の瞳が光っていた」

・ペリー、イルゼとの待ち合わせに30分遅刻
・ペリー、イルゼに夕食おごる羽目に
 (とほほ)
・ペリー「これ、あいつにも読ませてあげたいよ。
 テディ・ケント。パリで勉強を終えたらしいんだ」
・テディ、もうすぐ島に到着
・エミリー、テディに思いをはせる
・エミリーの小説、読者の感想と一緒に郵便で戻ってくる

エミリーの小説の感想
・「子どものころのことを思い出しながら読みました」
・「友人から受け取りました。おもしろかったので、別の友人にも読ませてあげたいと思います」
・「美しく書かれていて、輝くようなユーモアにあふれています。すばらしいわ」
・「この人たちが、本当にいるように感じました。続きが気になります」
・「ペーグと一緒に泣いたり笑ったりしました。このお話とっても好きだわ」
 (イルゼ)
・「エミリー、オレは必ずやるって信じてたよ」
 (ペリー)

エミリー、ミス・ロイヤル(ジャネット・ロイヤル)の誘いを断る
<アニメ>
・ミセス・ドギア、ジャネットのおばアンジェラの世話をする
・ジャネット、ニューヨークの雑誌記者
・ジャネット「あなたの小説は、野ばらのようだわ。
 かわいくて美しく、力と優しさを持っています。
 ニューヨークへいらっしゃい。
 あなたには、大都会の刺激も必要よ。
 わたしは約束します。
 10年のうちに、エミリー・バードー・スターの小説は、アメリカ中の出版社が、競って本にしたがることをね」
・エリザベス「エミリー、あなたに対する教育は、終わっています。
 あとは、あなたが自分で決めることです」
・エミリー「わたしは、ミスロイヤルの言うことは正しいと思うわ。
 わたしの小説は、野ばらのようだって。
 でも、野ばらは大都会には咲かないわ。
 わたしがわたしらしい小説を書くには、ここにいないとだめなんです」
<原作>
・ミセス・ドギアは原作では一度きりの登場で、アンジェラとは無関係
 (第19話「エミリーの失敗」参照)
・アンジェラ・ロイヤルはジャネットの母
・ジャネット、大きな婦人雑誌の文芸記者で、ある小説の出版社の原稿選定委員をしている
・ジャネット、エミリー高校卒業前にエミリーと対面
・ジャネット「エミリー、わたしはあなたに、7月わたしがニューヨークに帰る時、一緒に来てもらいたいのよ。
 (中略)
 あなたは偉大な心との交わりによって刺激を受けなければだめよ──
 大都会だけが与えうる教育が必要なのよ」
・エリザベス「わたしはあんたの手に決断を任せることにするよ」
・エミリー「(ジャネットに)
 わたしは行かれません──ニュームーン、わたしはあまりに愛しています──
 ニュームーンを出ることはできません──それはわたしの中に入りすぎています」
・ジャネット、エミリーがニュームーンに戻っても何度かエミリーをニューヨークへ誘う
・ジャネット「あなたはニューヨークに来なくてよかったのよ。
 あなたはここでは決して『バラの道徳』は書けません。
 都会には野バラは咲きませんもの。
 そしてあなたの小説は野バラのようです。
 かわいくて、美しくて、そして意外なことばかり起こって、そしてときどき機知のいばらとそして風刺があります。
 それは力とやさしさと理解を持っています」

テディ、エミリーの肖像画を描く
<アニメ>
・(新聞記事)
 「テディ・ケントの新たな受賞が決定した。
 『ほほえむ乙女』と題されたこの少女のほほえみは、モナリザの冷たいほほえみとは異なり、親しみやすく愛らしい。
 この天才にインスピレーションを与えた少女に、われわれは嫉妬すら覚える」
 (エミリーの絵、もう少しなんとかならなかったのねえ)
<原作>
・モントリオールで展示され、パリのサロンに受け入れられる
・(イルゼの手紙)

 「絵は──エミリー──あなたがモデルよ。
 ──何年か前に、彼が描いたスケッチに手を入れて完成したのよ
 ──あなたのおばさんのナンシーが取ってしまって、あなたの気を悪くしたあの絵よ。
 私はあなたの顔にあの微笑ののぼるのを幾度も見ています、エミリー
 ──ことにあなたが見えないものを見ていた時にね。
 あなたはそれを“ひらめき”と呼んでいたわ。
 テディはあの微笑のしんの底にあるものを捕まえました
 ──人をバカにした、挑戦的のモナリザな微笑とは違うのよ。
 ──ある不思議な秘密で話そうと思えばあなたが話せるものといったような微笑
 ──ある人たちは永遠の微笑と言うわね
 ──もしあなたが話してくれれば、だれでも幸福になるようなある秘密をたたえた微笑です。
 天才にインスピレーションを与えるなんて、どんな気持ち?
 わたしはそんなすばらしいことを言われるんだったら、自分の命をかなり短くしてもかまわないわ」


エミリーの求めるもの」より

・エミリー、テディを感じて失望の家へ
・テディ、口笛を吹いてエミリーに知らせる
・テディ「僕はパリに行きたい。
 そして帰ってきたら、僕は、テディ・ケントという名が、カナダで何かを意味するようにしたいんだ。
 その時こそ、エミリー、僕は、君にずっと一緒にいて欲しいんだ」
・エミリー「テディ、あなた、パリで婚約したって」
・テディ「エミリー、覚えてる、昔二人で約束したことを」
・エミリー・テディ「今は、何もないこの家を、わたしたち(僕たち)の希望で、いっぱいにするの(んだ)」
・ニュームーンで結婚式
・イルゼ、テディ、マレー家一同、ディーン・プリースト、キャシディ神父、学校時代の友人、アラン・バーンリ、のっぽのジョンが出席
 (ケント夫人が見つからない…)
・ディーン「スター、そうして結局、君は本当に欲しいものを、手に入れたんだね」
・ブーケ、ディーンがキャッチ

・エミリー「エリザベスおばさん、今日までありがとうございました。
 わたしのこと、大切に育ててくれて。
 わたし、ニュームーンのエミリーでいられて幸せでした」
・エリザベス「なにをバカなことを。
 わたしは義務を果たしただけです。
 それに、あなたは今でも、ニュームーンのエミリーです。
 どこへ行こうと、あなたの家はこのニュームーンなのですから」
・エミリー「エリザベスおばさん、わたし、おばさんが大好きです。
 今までも、そしてこれからも」
・エリザベス「エミリー、わたしのかわいい子」
この場面、何回見ても泣けますねえ(号泣)


・ルーシー「それでね、お母さんのご本は、世界中で出版されたんだよね。
 エリザベス大おばさん喜んだ?」
・エミリー「ええ、もちろん。ジミーさんやローラおばさんもね」
・ルーシー「エリザベス大おばさんだーい好き。
 いつもルーシーに、バター紅茶飲ませてくれるのよ。
 それから、それから。
 あ、風のおばさん」

 ~The End~


ちょっと余談(ネタバレかも?)

原作を知る人間にはつっこみどころ満載のアニメだった「風の少女エミリー」。
最終回ということで、原作愛読者の立場から全力でつっこませていただきます。
(「風の少女エミリー」全体の感想は、別の記事で書きます)

今回の「風の少女エミリー」、最終回ということで、今まで出てきた出演者はほぼ全員再登場。
いつものように今回も原作をあっちこっち切って、つなげて、カットしてましたね。
オープニングは最終回らしくなく、なんとなく気楽に見ていましたが、後半になって怒とうの急展開でした。

今回の「風の少女エミリー」のエミリーの小説の登場人物名、原作でエミリーの書いた「バラの道徳」の登場人物名とほぼ同じ。
原作では小説の内容はほとんど書かれていないため、「風の少女エミリー」の小説内容はアニメオリジナル。
しかし原作では、エミリーは身近な人々をモデルにして小説を書いてはいませんが、エリザベスが「登場人物と似すぎている人が近所にいる」と指摘している記述はあります。

「風の少女エミリー」では、エミリーの小説に対する感想はいいものばかりですが、原作では、エミリーがニュームーンの住人と一緒に「バラの道徳」新刊レビューを読んでいる場面があり、そのレビューは良い批評も悪い批評も書かれています。
原作者モンゴメリの自作の作品への批評のとらえ方が垣間見えて、非常に興味深い部分です。

今回の「風の少女エミリー」で、テディはパリの留学から帰ってきた、としか描かれていませんでした。
しかし、第23話「はなれてゆく心」で書きましたが、原作では、テディは奨学金を得てモントリオールの学校で勉強しており、また(奨学金だけでは生活できないためと思われるが)雑誌のイラストレーターの仕事をして収入を得ていました。
モントリオール、パリで勉強した後、モントリオールの芸術大学の副学長になり、エミリーの肖像画「ほほえむ乙女」を描いてからは、肖像画家として認められるようになりました。
肖像画家として成功した後は、雑誌のイラストレーターの仕事はやめています。

今回の「風の少女エミリー」は最終回なので、原作「エミリーの求めるもの」の話がメインなのですが、どうしてここで「エミリーはのぼる」の話を持ってくるかな。

ミス・ロイヤル(ジャネット)の話は、第23話「はなれてゆく心」で少し触れていますが、原作ではエミリーが高校を卒業する直前の話。
「風の少女エミリー」ではカットされていますが、原作では、第21話「それぞれの夢」でエミリーとイルゼが雑誌購読勧誘のアルバイトをしていた時に泊まったある家の老婦人の体験談をエミリーがまとめ、それをニューヨークの雑誌社に送り掲載されました。
その物語を読んだシュルーズベリー出身のジャネットが、エミリーをニューヨークへ連れて行こうと里帰り。
エミリーは悩みに悩んだあげく、ジャネットの誘いを断り、ニュームーンにとどまるわけですが、エミリーの将来を決める大事なエピソードを、「風の少女エミリー」ではたった数分で終わらすなんて、どうかしてんじゃない?

オリジナルばっかり作ってるからこんなことになるんだよ! まったく!


(かなり頭にきています。しばらくお待ちください)





はぁはぁ。
すみません、取り乱しました。
レビューに戻ります。

エミリーの結婚式は「風の少女エミリー」オリジナル。
原作では結婚式の直前で話が終わっています。
原作では、エミリーは結婚するまでに、紆余曲折いろいろいろいろいろいろありました。
もうこの時点でかなり記事が長くなっているので、詳細をお知りになりたい方は「エミリーの求めるもの」を読んでいただくとして、簡単にまとめると、

・エミリー、テディの告白の手紙を…
・テディとイルゼのあいだでいろいろ
・ケント夫人、エミリーと親しくなり、エミリーにテディの書いた手紙のことを…
・イルゼ、ペリーと…

なんだけど。
ここで全部ネタばらしするのもどうかと思うので…。
とにかく、エミリーが結婚にいたるまでの詳細をお知りになりたい方は、「エミリーの求めるもの」をお読みください。

原作では、エミリーがテディと結婚する前に、イルゼ、ペリーは一緒になっていて、イルゼはエミリーの結婚式に出席しないだろう、なぜなら…、といった感じの記述があります。
原作では、ディーンも結婚式には出席しません。
「風の少女エミリー」、結婚式にケント夫人がいなかったよような。
(見つけた方います?)
もしそうならアニメスタッフのミス。
(裏設定で…、とかいったら承知しないからな)
原作では、エミリーとテディが結婚する時、ケント夫人はすでに亡くなっています。

第22話「雪の中の告白」で触れましたが、原作では、ディーンはエミリーと婚約したあと、「失望の家」を購入。
エミリーはディーンと「失望の家」の手入れをしていましたが、婚約が破棄されたため、「失望の家」はふたたび放置されたままでした。

「風の少女エミリー」では、エミリーとテディが結婚後、「失望の家」に住んでいるような描写がありましたが、原作では、エミリーは結婚後、テディが拠点にしているモントリオールに住む、といったニュアンスで終わっています。
原作にははっきりと書かれていないので断定できないのですが、判断材料は、エミリーがテディと結婚する時に、ディーンが「失望の家」を君たちの夏の家に…、と言っているところから。

ずーっと気になっていたのですが…、

エミリー、あんたはいったい何歳なんだー!
(byシン・アスカ)

だって、「風の少女エミリー」、第24話「残されたもの」で触れましたたが、特に高校を卒業してから、年齢と顔、体格、容姿があっていないので、エミリーとテディの結婚は、子どもが「結婚ごっこ」で遊んでいるようにしか見えません。
誤解してほしくないのですが、別に若くして結婚することをどうこう言っているのではありません。
詳しくは「風の少女エミリー」全体の感想で書きますが、とにかく、すごく違和感がありました。


~~~~~~~~~~

「風の少女エミリー」レビュー、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
特に今回は最終回ということで、「風の少女エミリー」レビューでは一番長い記事になりました。
(8000字軽く超えてます)

「風の少女エミリー」の原作、「エミリー・ブックス」3冊は、中学・高校時代に読んでいた愛読書でした。
そのため「風の少女エミリー」がアニメ化されると聞き、期待と不安でちょっとどきどきしながら「風の少女エミリー」を見始めたのですが…。

「これ、ほんとに「エミリー・ブックス」の話なの?」

というのが正直な感想でした。
オリジナルの話が出てくるわ、原作もなんだかアニメスタッフの都合のいいようにアレンジされているわで、もう見るのやめようか、レビューしても意味ないんじゃない、と思うことが何度もありました。

原作至上主義としては、非常に不満の残った「風の少女エミリー」。
「風の少女エミリー」全体のレビューを別の記事に書きますので、よろしければそちらもお読みいただけると幸いです。


アニメ情報局 新作・人気アニメを徹底分析!

風の少女エミリー 感想


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